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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2004年5月1日(土)
場所
和歌山県 七川ダム
天候
晴れ
微風
状況
大増水、激ニゴリ
釣果
25cm、24.5cm各1匹
ルアー
カットテールノーシンカー、ツネキチリグ

リザーバー行脚in七川ダム <1日目>

 本当は、三瀬谷ダムでみっちり修行を積みたかったのですが、例の大減水から一向に回復の兆しがないので、ここは頭を切り替え、和歌山、奈良のリザーバーを巡ることにしました。これまでリザーバーの経験は三瀬谷ダムしかなかったので、これも何かの巡りあわせだと割り切り、リザーバーの釣りのヒントを見つける旅へ出発したのですが・・・

 まずは、昨年よりマスターズのYプロから、「三瀬谷での釣りの参考になることが多い」と勧められ続けていた和歌山県古座川町の「七川ダム」へ向かいました。Yプロの話によると、片道約7時間かかるとのことだったので、午前0時に滋賀の自宅を出発、午前7時頃現地入り、と計画しておりましたが、ハッと気が付くと午前3時!寝過ごした!!大慌てで準備を済ませ、自宅を出発したのが午前4時頃・・・先が思いやられる。

 しかし、道が意外と空いており、いつもは約3時間かかる池原ダムまで、なんと約2時間30分、そのまま釣り人満載の池原→七色を横目で見ながら、紀伊半島の海沿いの国道42号線へ出て、ひたすら南下。イカが良く釣れそうな漁港や地磯に心を動かされ、若干道に迷いながらも午前9時30分頃、憧れの七川ダムへ無事到着しました。

 連休中だというのに、駐車場はガラガラ、私以外の釣り人らしき車は3〜4台しかありませんでした。スロープ周りにも3〜4台車が止まっていて、ボートを降ろす際、かなり苦しかったですが(スロープ周辺の駐車はやめて〜、バックが苦手なんですぅ)、なんとか無事ボートを降ろせた時は感動しました。そして、久々の船外機使用に感激しながら、いざ、桃源郷と噂の七川ダムでの実釣開始となりました。

 七川ダムのボディーウォーターは古座川、以下規模の大きい順に平井川、添野川、黒谷沢、という支流によって構成されています。初日は、全体を把握するために、とりあえず手っ取り早く見て周ることを考えていました。そこでまずは、ボディーウォーターの古座川を遡ることに。しかし、上流へ進むにつれ、なんだか様子が変。ボートを降ろした時点から、水がニゴリ気味なのと、冠水ブッシュが多いことが気になっていましたが、水色はどんどん濁り、ついにはまっ茶色になってしまいました。そして、水の中から木がいっぱい生えている・・・そう、かなり増水していたのです。これはヤバイ・・・そう直感しました。直感どおり、全くバイトはなし。時折、水に浸かっている木の枝や葉に寄り添うようにピッタリ張り付いている30〜40アップクラスを見かけたので、噂どおり魚影は濃そうでしたが、みんなヘロヘロに弱っており、まるでやる気なし。そのまま下流へと釣り進みましたが、全くダメでした。

 次に黒谷沢に入ると、ニゴリは若干マシになり、ようやく20〜30の小型バスも多数姿を見せ始めました。水温は約20℃、さすが南国!しかし初めてのダムで、バスの付き場所が微妙にわからないため、見えバスとの間合いを上手くとることができず、ことごとく釣り逃し、カットテールのノーシンカーとツネキチリグで、25cm、24.5cmをサイトで1匹づつ釣るのが限界でした。悔しい・・・

 次に添野川に行くと、水のニゴリは若干マシになり、見えバスも多数現れ、サイズも40前後が多くなりました。何箇所か次々とバスの差してくるスポットを見つけることができましたが、ニゴリが邪魔してうまく攻め切れませんでした。最後に平井川を最上流まで遡りましたが、どうもイメージしていたのと違い、魚の気配も感じませんでした。ここで、日没を迎えそうになったので、急いでスロープへ戻りました。スロープの周りには大量の流木が流れ着いており、接岸するのにかなり苦労しました。どうやら、放水により水が動いていたようでした。

 後片付けを終えたあとは、駐車場にボート+トレーラーを残し(となりに駐在所があるので少し安心)、片道約30分かけて串本市内に出て、風呂屋を見つけ、スッキリした後はコンビニで食料を調達してから七川ダムの駐車場に戻り、眠りにつきました。―――1日目終了―――

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