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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2004年6月26日(土)
場所
三重県 三瀬谷ダム
天候
晴れ
微風
状況
満水より約1m減水
釣果
33.5cm、1匹のみ
ルアー
ガルプ3インチクローラー、1/32ozワッキーリグ

台風の爪あと

 この一週間の間に台風の通過もあり、フィールドの激変を心配しながら、もみじの里公園に到着。すると・・・

 スロープへ向かう途中の柳の木が2本、幹からボッキリと折れており、道を塞いでいたため、スロープへ近付くことすらできませんでした。水色も真茶色。そこで、上流のさくらの里公園スロープよりボートを降ろしました。

 上流域でも水は濁っていましたが、下流域よりはマシな感じもしました。ボートを浮かべて、状況を見ていると、かなり増水した後に一気に減水したようで、水位は満水時より約1m減水していました。しばらくして、約30cmの見えバス発見、しかしルアーをキャストするとすぐに逃げてしまいました。注意深く周りを見渡して、自分の目を疑いました。20〜50cmのバスが無数に浮いています、これだけの数が三瀬谷ダムにいたのかと驚くくらいの数が。ドキドキしながらキャストしましたが、何のルアーをキャストしても、全て一目散に逃げてしまいます。ひどいヤツは、ロッドが空を切る音を聞いただけですっ飛んで逃げました。ルアーをローテーションしても、アプローチに最新の注意を払い、距離をとって狙っても一緒。たま〜にブルーギルが反応するだけ。結局、この見えバスに私は一日振り回されることになりました。

 力なく泳ぐ60アップも発見し、2時間近く執拗に追い続けましたが、それもダメ。途中、クリークにも入りましたが、減水による水量不足で、水質のよいバックウォーター部分は水深数センチしかなく、二ゴイが差してきていただけ。同じ発想から、とりあえず上流へ向かうと、工事現場付近から水質はクリアに変わりました。このエリアのバスのコンディションは良さそうでしたが、水が澄んでいたためか警戒心はとても高く手も足も出ませんでした。

 水質の変わり目あたりでようやく33.5cm、約530gのグッドコンディションをキャッチ。これがこの日唯一の釣果となりました。

 弱りきって大量に浮いていた大小様々な見えバスに翻弄され続けた一日。こんな経験は初めてでした。このようなバスを釣る方法が果たしてあったのでしょうか?

 一週間後は回復していそうな予感を感じつつ、心残りな一日を終えました。

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