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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2004年10月16日(土)
場所
和歌山県 七川ダム
天候
晴れ
微風
状況
水色はステイン〜ニゴリ
釣果
26cm〜40cm8匹。3匹でのウェイトは約2,500g
ルアー
SRミニ3/8oz、ガルプジグヘッドワッキー

NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ
前日プラクティス。七川ダム、スピナーベイト炸裂!!!

 10月16日(土)、和歌山県古座川町、七川ダムへ釣行してまいりました。今回は10月17日(日)に開催される「NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ」に出場するため、前日より七川ダム入りしました。この「NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ」は、関西で開催されている全14チャプターの年間10位以内、または上位10%に入った選手だけが出場できるトーナメントで、結果2位までが、河口湖で開催される「JBジャパンスーパーバスクラッシック」への出場権を獲得できるといったものでした。私は、奥伊勢湖宮川チャプターでの年間順位が9位であったため、初めてこの「NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ」への出場権が獲得できたのでした。とにかく、クラッシック出場権を獲得することを目標に、上位入賞のみに的を絞り、気合を入れて今回のトーナメントに臨みました。

 本当は前週の、9日、10日にもプラクティスを行う予定でしたが、台風のため断念。前回釣行の9月19日以来、約一ヵ月振りの釣行となり、全く状況がつかめないまま、前日プラクティスを開始しました。

 午前7時ごろより実釣開始。前回釣行時より、おそらく5m以上は増水しており、段々畑跡は全て水没、水色も台風の影響が残っていたのか、かなり濁っていました。七川ダムは、通常はエンジン使用可能ですが、ト−ナメント前日および当日はエレキのみ使用可能となります。まずは、私のいつもどおりのコース、添野川筋を目指しました。

 エレキのみのため、約30分かかりようやく到着。まずは、岸沿いをジグヘッドワッキーリグのフォーリングとスイミングで狙いましたが、なかなか反応がありませんでした。それでもなんとか、バックウォーター部から少し下がったところで、ファーストフィッシュの36cm、約740g、そして34cm、約520gを立て続けにキャッチ。しかし、決してイージーな釣れ方ではなく、水深約1m以浅という超シャローをスイミングさせるという方法のみにこの2匹は反応しました。しかもバイトはとてもショートバイトで、一瞬ブルーギルかと思うほどでした。このパターンで、次にヤセ気味の40cm、約850gをキャッチ。これで、このパターンの可能性は感じたものの、バイトの間隔は非常に遠く、魚影も薄く感じたので、トーナメントのプレッシャーがかかった場合を想定すると、かなりシビアになるパターンにも感じました。

40cm、約850g

 次に、平井川筋をチェックしました。上流へ向かって進むと、潅水した立木群が現れ、水は濁っていましたが、かなり浅いところに、40アップを発見。すぐにノーシンカーワームをキャストすると、あっさりバイト。しかし、濁りと増水のせいか、バイトは弱く、合わせた瞬間にすっぽ抜けしてしまいました。こんなに簡単にバイトしたので、サイトパターンもアリかと、しばらく見えバスを探しましたが、今回の濁りの中では、私にはそれ以上のバスを見付けることができませんでした。

 そのままバックウォーターを目指しましたが、どうもノーカンジで掴みきれなかったため、上流を諦め下り始めました。すると、増水のため水没した草が、まるでウィードのようになっているエリアに辿り着きました。この時、水の濁り加減から、9月の釣行時に良かった、スピナーベイティングをふと思い出し、岸沿いにキャストしました。すると、信じられないことに1投目からバイト!強烈な引きに耐え、無事キャッチできたのは、サイズこそ40cmでしたが、コンディションは抜群な約1,000gでした。この瞬間に、心眼が開いたような感覚が体の中に走り、スピナーベイトをキャストし続けました。スピナーベイトが目視できるように、水面直下を早めにリトリーブしていると、突然、どこからともなくバスが狂ったように現れ、スピナーベイトをひったくっていくようにバイト。これは28cmと小振りでしたが、そのサイズのわりにウェイトは約340gもあり、スピナーベイトへの異常なまでの反応に寒気がしました。翌日のこともあるので、一箇所を執拗に攻めることはせず、ザッと簡単に流していくだけで、要所要所でバスの反応があり、その後32.5cm、約450g、をキャッチすることができました。ライトリグで攻め切った人の後を流しても、1投目でバイトが簡単に取れたので、スピナーベイトパターンに確信を持つことができました。あとは、スピナーベイトに反応するバスが多いエリアを探すだけなので、ハイペースでチェックを進めることができました。

40cm、約1,000g

 ノーバイトが続いた後、古座川筋に入り、今津橋を越えた所にある、最初の大きなベンド部で29cm、約350gをキャッチ。これは9月釣行時にも釣れたのと全く同一スポット、水深約30cmの超シャローでした。しかし、その後バイトは全くなく、9月釣行時に見付けたディープエリアでも、何のアタリもなかったので、古座川筋は切り捨てることにしました。

 プラクティス時間終了間際の午後3時ごろに、スタート地点の少し下流側、段々畑跡のシャロー側にある潅水した立木群で、26cm、約280gという、この日最小キーパーをキャッチしました。しかし、その地形から、シャローへバスがフィーディングに差してくるタイミングに合えば、良い結果が得られそうな印象を受けました。

 この日3匹でのウェイトは、約2,500g。私としては、軽くチェックしただけで40アップが2匹混じり、このウェイトが出せたことに満足していました。

 翌日の私のメインパターンは、スピナーベイト、メインエリアは添野川筋と平井川筋、そして狙うべきスポットは、「増水のため水没した草がウィードのようになっているスポット」、そして「潅水した立木群」です。ハードベイトパターンは、私の中では、プレッシャーがかかるとあっさり崩れてしまうパターンであるという思いが支配していたため、これまでトーナメントのメインパターンにしたことはありませんでしたが、今回は年間順位に関係のない、一度きりのトーナメント。上位入賞以外は眼中になかったので、プラクティス時の、狂ったようなバスの反応に賭けてみることにしました。

 岸にボートを係留していると、水位が増えつつあることに気が付きました。七川ダムは増減水がかなり激しく、3〜4mは平気で変わることもあると仲間から聞かされ、不安感を抱きながら、翌日を迎えました。

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