釣行日
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2007年5月4日(金)〜5日(土) |
場所
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和歌山県東牟婁郡古座川町 七川ダム |
天候
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晴れ |
風
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微風 |
状況
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水色:ステイン〜上流クリア。水温約20℃ |
釣果
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4日(金):28cm〜41cm、13匹 約2,600g。
(3匹でのウェイト)
5日(土):26cm〜41cm、10匹 約2,300g。
(3匹でのウェイト) |
ルアー
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ロボリーチ、シャッドシェイプワーム、3インチ、ツネキチリグ、ジグヘッドリグ |
修行僧in七川ダム
2007年度のゴールデンウィークも、リザーバーでの経験値を上げるべく、和歌山県古座川町「七川ダム」へ行ってまいりました。
国道169号線の通行規制を警戒し(結果的には問題なかったようですが)、十津川経由で向かったものの、こちらも迂回路ばかりで意外と時間がかかり、七川ダムへ到着するのに約7時間もかかってしまいました。
一年ぶりに訪れた七川ダムは大減水、急勾配の斜面をボートで牽引して進む通称「島渡り」でランチング場所へ向かいました。そんなこんなで随分時間がかかってしまい、釣りができる状態になったのが、午前11時ごろでした。
今回の修行目的は、今年度より全戦三瀬谷ダムでの開催となる、「奥伊勢湖宮川チャプター」に向けてのイメージトレーニングでした。第1戦目は5月20日開催ということで、おそらくその時期の三瀬谷ダムと、季節進行の早い七川ダムの、ゴールデンウィークのタイミングが一致すると考え、修行場所として最適だと思いました。そして、メインとする釣り方は、昨年猛練習した、「ツネキチリグのダウンヒル釣法」としました。
まずは、ランチング場所から程近い、平井川と古座川筋とのインターセクション付近から、実釣を開始しました。そして、期待に満ちた第一投目、いきなりバイトがあり、七川バスの強烈な洗礼を受けました。キャッチしたのは、なかなかグッドな38cm、約800g。上出来なスタートに、「今年の七川ダムも、やっぱりパラダイスか?!」と思ってしまいました。
その後、この日のメインエリアと考えていた古座川筋を釣り上がっていきましたが、しばらくノーバイトが続き、「さっきの出来事は夢だったのかな?」と思いかけた時、ちょうど昨年にグッドサイズが釣れたスポットに差し掛かり、その頃を思い出しながら慎重にキャストすると、イメージ通りのバイトが!! 一匹目よりもさらに強烈な手応えに、グッドサイズの予感。しばらく慎重にやりとりをしていると、「スーッ」というバスが浮いてくる感触が伝わってきました。「ヤバイ、ジャンプされる、お願い、ジャンプしないで!」という私の願いも虚しく、バスが高々とジャンプ!体長は50cmオーバー、緊張感が高まりましたが、バスが着水後、無常にもラインブレイク…。
リグを作り直した後、少しスポットをずらしてキャストすると、またバイト!! さっきよりもさらに慎重に、エレキでゆっくり川筋中央の水深のある方へ誘導し、腰を据えてじっくりやりとりを始めた矢先、バスが強烈に水底に向かって突っ込み、ドラグが鳴りラインが勢いよく出ていきました。と、その直後ラインテンションが無くなりました。またもラインブレイク…。ニ連発のラインブレイクにショックを受けて、がっかりしていると、ふと、あることを思い出しました。ラインが2.5ポンドだったのです!これでは、七川バスに太刀打ちできないはずだと思い、他のロッドにセットしているリールと交換しようと考えましたが、今回持ち込んでいたスピニングタックルで、一番太いラインは3ポンド…。
仕方なく3ポンドラインのタックルに変更し、第一投目、またバイト!手応えからこれも40cmオーバーは確実。川の中央へ誘導しようとしたところ、強烈な突っ込みがあり、またもラインブレイク。
これ以降は、ドラグ調整とフッキング後のやりとりを更に慎重に行ない、なんとかラインブレイクを出さずに済みましたが、フッキング動作が甘くなったのか、バラシが連発しました。
夕方には、古座川筋上地橋下流付近で、バイトが止まらなくなるエリアに当たり、サイズは29cm〜36cmクラスだったものの、辛うじて数を伸ばすことができました。結局、この日キャッチできたバスは、28cm〜41cmが13匹、ベスト3でのウェイトは約2,600gでした。