前日とはうって変わって、晴天無風のベタ凪、これはサイトしかないでしょ!ってなノリで、スタート後は「9番奥」へまっしぐら。
リアのエレキを(西の湖チャプターはエレキ戦です)ハイパワーエレキにはしたものの、フロントエレキは55ポンド、前を行く選手を抜き切れずに5番手で「9番奥」に到着。当然、一番乗りは、前後ハイパワーエレキで固めた杉田プロ、マーカーブイを打って、マイストレッチを確保しておられました。
幸いにも、前日見付けておいたバスは、誰にもノーマークだったので、まずはコイツから。予想通りとってもイージーなヤツだったので、速攻仕留められるかと思った瞬間、手足が震え出し、ミスキャストの連続、挙句の果てフッキングにもミスし、「嗚呼、もう終わったか〜」と思いましたが、これがこの日の私のラッキーの始まり、このミスフッキングで、バスにスイッチが入り、その後ルアーに猛烈に反応し出し、難なくフッキングに成功、約20分かかってしまいましたが、約1,700gを無事、キャッチすることができました。
でも、ここから後は、光量が少なく全く水中が見えない中、偶然の出会いを求めて水路内を彷徨う、運任せな厳しい展開が待っていました。西の湖マスターの松本氏は、このような状況でも水中が良く見えているらしく、ことごとくバスを発見、着実に仕留めておられました。
そのような厳しい中、あくびをしているバスを発見!他の選手をブロックしながら狙い続けること約1時間、バスがシビレをきらし、イラついてエレキに向かって来た瞬間を見逃さず仕留め、約1,500gをキャッチ。次にその近くで、まるで鯉かと思うようなビッグなメスバスを見付けて追い回していると、イージーなオスに出会い、それを難なくキャッチして(約1,500g)リミット達成、時間は11時30分。
これ以上、このエリアで私のサイトではウェイトアップは難しいと思ったので、オフサイトの釣りを…と考え、時間一杯まで1番棚南にある浚渫で粘りましたが、結局ノーバイトのまま帰着となりました。
3匹でのウェイトは4,780g。この時期、このウェイトでどうだろう?と思っていましたが、なんとか3位入賞することができました。濁った水でのサイトは、まだまだ苦手、私にはもっともっと修行が必要です。兎に角、ラッキーづくしだった今回のトーナメント。こんなのじゃダメダメ!