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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

場所
三重県 三瀬谷ダム
釣行日
2009年3月20日(金)〜3月21日(土)
天候、 風
晴れ。20日強風、21日微風
状況
水色、ステイン
釣果
20日:26cm〜30cm×7匹、21日:25cm〜37cm×3匹
ルアー
カットテールワームツネキチリグ、ジグヘッドリグ等

―NBC奥伊勢湖宮川チャプター第1戦プリプラクティス―

 2009年度チャプタートーナメントのスタートは「三瀬谷ダム」。今年一年を占う意味でも、はずしたくない初戦、苦手な早春リザーバーでの釣り、と不安要素を抱えての釣行となりました。

<3月20日(金)>

 初日は午前11時と遅めのスタートとなりました。まずは気になる水温ですが、この時点で12℃を超えており、私は暖かいと判断し、下流域の本流に面したエリアへ向かいました。「春は巻モノ」と考えていたので、エリアに到着すると、シャッド系ハードルアーとスピナーベイトでテンポよく流してゆきました。しかし、私の思いとは裏腹に、全くのノーカンジが続きました。水温は無視して水色だけ見ていると何となく釣れそうに感じたので、一応ソフトベイトも投入しましたが全く反応ナシ。クリークに入っても水温は本流筋とあまりかわらず、日当たりもあまり良くないので、水温は上昇しないと考えました。そこで、日当たりが良く水温が上昇しそうな春の定番エリアを、ということで、上流域の「本田ワンド」を思い付き、下流域から大きく移動しました。

 本田ワンドに到着して水温を見てみると、13℃を超えており、期待が持てそうに思いました。まずは、深めのところからツネキチリグで探りましたが反応ナシ。次に浅いところを狙いましたが、これも反応ナシ。バスはいるはずなのにおかしい、と思い、春先に効くと思っているジグヘッドリグを投入しました。すると、それまでの沈黙がウソだったかのように、一投目から岸際でバイトがあり、24.5cmのノンキーパーをキャッチ。このサイズが動けるということは、これ以上のサイズのバスも当然動けるハズ、と思い、近くのエリアを探っていきました。すると、一箇所で26cm〜30cmのサイズが5匹釣れたところがありました。

 そこの水深は2mほど。次に水中島周辺の3m〜4mの水深を狙うと、キーパーサイズが二連発しました。

 以上の釣果で、このエリアのバスはルアーにバイトするほど動けるようになっていると確信しましたが、この「本田ワンド」は周年人気のエリア。トーナメント当日に選手が集中し、一気にプレッシャーがかかって釣れなくなることを、過去に何度も経験しているので、他のエリアを開拓するべく、本田ワンドを離れました。

 しかし、どこへ行っても全くのノーカンジ。バッテリーが弱ってきたので、午後4時30分頃この日の釣りを終了しました。翌日は晴れ、この日以上に気温が上がるとの予報だったので、翌日の実釣に期待しました。


<3月21日(土)>

 天候は予報通りの晴れ。朝は冷え込みボートデッキに霜が降りたほどでしたが、雲ひとつない穏やかな快晴だったので、日中は気温も水温も上昇するだろうと、期待感は高まりました。水温が上昇するまで、との考えから、まずは前日に良かった「本田ワンド」へ向かいました。

 到着して、まずは前日に連発したスポットを狙いましたが、ノーバイト。その後一時間ほどノーバイトが続いたところ、私同様、トーナメントのプラクティスを行っているようなボートが4艇、本田ワンドに入ってきました。少し釣り辛くなりましたが、このエリアのポテンシャルを信じキャストを続けていると、水中島周辺で、37cm、25cm、28cmの3匹をキャッチすることができました。

 ここで、このエリアを離れ、まずは上流へ向かいましたがノーカンジ。次に下流域へ向かいましたが、そこでもノーカンジ。この時点で、バッテリーが弱ってしまい、これ以上釣りを続けることができなくなったので、少し残念でしたが、午後2時ごろ、この日の釣りを終了しました。

 春先は暖かかったり寒かったりで状況が大きく変わります。まして一週間先となると、その間の天候などでパターンが変わっていることは容易に想像できます。今回のプラクティスで、釣れなかったけれどこれから先、良くなりそうなエリアも確認しておいたので、一週間後の前日プラクティスで一週間の間に起こった状況変化をなんとしてもアジャストし、万全の状態で本戦に臨みたいと思いました。

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