場所
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三重県 三瀬谷ダム |
釣行日
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2009年3月28日(土)〜3月29日(日) |
天候、 風
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晴れ。28日:微風〜強風、29日:微風〜強風 |
状況
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水色ステイン。水温10〜11℃台 |
釣果
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28日:26cm〜28cm合計4匹、29日:26cm、27cm合計2匹 |
ルアー
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カットテールワームツネキチリグ、ジグヘッドリグ等 |
―NBC奥伊勢湖宮川チャプター第1戦―
私にとってはとても大事な第一戦。前週の感触から、エリアは「本田ワンド」と決めていましたが、この一週間、気温は上がらず寒い日が続いていました。折角シャローに差していたバスのポジションが変わっているのではないか、と心配しながら前日プラクティスをスタートしました。

<3月28日(土)前日プラクティス>
到着して驚いたのが水位の上昇。前週より1m以上増水しているような感じでした。次に、気になっていた水温をみると、10℃台。前週から約2℃下がっていました。消去法でプラクティスを進めていくため、まずは下流域をシャッドプラグで手早くチェックしていきました。すると、何の反応もなかったので、下流域のシャッドパターンは無いと切り捨てました。
次に各クリークの中をライトリグで。こちらも反応ナシ。これで下流域を諦め、気になっていた本田エリアへ向かいました。本田エリアでは、ジグヘッドリグでシャローを狙うと、ほぼ前週と同じ感じでバイトがあり、難なくキーパーサイズをキャッチ。安心して、そのままシャローをチェックしましたが、以降ぱったりと反応がなくなってしまいました。
途方に暮れていると、奈良チャプターの奥出さんが本田エリアの沖でキーパーサイズを連発されていました。状況を聞きに行くと、前週から6m〜7mラインでキーパーサイズが入れ食いだったとのこと。私が全くチェックしていなかった水深でした。そこで、しばらく隣で狙わせていただくと、ジグヘッドリグでキーパーサイズを2匹キャッチすることができました。
感触が掴めたので、本田エリアを離れ、そのまま下流へ向かってチェックをしていきました。しかし、私にはどうもノーカンジで、釣れるエリアは見つかりませんでした。
最後に、朝チェックした下流域を、ジグヘッドリグで再度チェックしにいくと、下流域のクリーク沖で田中さんに出会いました。田中さんと話をしながら釣りをしていると、まず田中さんがノンキーパーサイズをキャッチ。するとほぼ同時に私にはキーパーサイズが釣れました。「もしかして…」と思って、しばらく二人でチェックしましたが、あとはバイトなし。一過性のものだったのでは、と判断しそのままスタート地点へ戻りました。
翌日のプランは、二週間を通じて唯一感触の掴めた本田エリアで心中。さて、このプランが幸を招くか不幸を招くか…。
<3月29日(日)チャプタートーナメント当日>
天候は晴れ。水位は前日よりもさらに増水していました。スタート順は「2番」と、滅多にない好スタート。でも、あたふたと準備をしていると、気付かない間にスタートが始まっていて、かなり出遅れてしまい、好スタートを活かすことができませんでした。しかも、本田エリアを目指していると、次々と後スタートの選手に抜き去られ、自分のエレキの非力さを思い知ることとなりました。
ようやく本田エリアに辿り着くと、先行者は5艇ほど。私の予想より少ない数でした。早速キャストを始めると、他の選手が次々にキーパーサイズをキャッチ。「次は自分の番」と、はやる気持ちを抑えながらキャストを続けましたが、私だけノーバイト。こういったときの時間は早く感じるもので、ふと気が付くと10時過ぎになっていました。そして気持ちが切れそうになったとき、ようやく待望のバイトが!慎重にリールを巻き、無事キーパーサイズをキャッチ。しばらくやっていなかったので自信のなかったエア抜きも、うまく決まりました。この一匹でヤル気が出てきて、キャストを続けましたが、私の思いとは裏腹にノーバイトの時間が続きました。
残り時間が少なくなってきたので、前日一匹だけでしたがキーパーサイズをキャッチできた、クリークの沖へ行ってみることにしました。到着すると、釣り仲間の中川さんがいたので、状況を聞いてみると、「朝、爆発していましたよ〜」とのショックな返事。中川さんもすでに3匹キープしているとのこと。焦ってキャストを始めると、程なくしてキーパーサイズをキャッチ。でも、その後は続きませんでした。
最後に会場前で、時間一杯まで粘りましたが、私に奇跡は起こりませんでした。ウェイインの結果、キーパーサイズ2匹で460g。今回は厳しいトーナメントだったと思っていたのですが、私の思いとは裏腹に、リミットの3匹を揃えてきている選手が多く、私の順位は17位と平凡な結果に終わってしまいました。
今回のトーナメントでは反省すべき点が多くありました。特に一週間前のプリプラクティスのやり方がまずかったと思います。早春のリザーバーの釣りが苦手とはいえ、もっとあらゆる可能性を求めて、一箇所に固執するのではなく、エリア、水深とも幅広くチェックしておくべきでした。
今回の失敗を教訓にして、「優勝」を目標に、三瀬谷ダムで修業を続けようと思いました。