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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

場所
和歌山県東牟婁郡古座川町 七川ダム
釣行日
2009年5月4日(月)
天候、 風
くもり。微風
状況
水色 ステイン〜上流クリア
釣果
26cm〜43cm、10匹、3匹でのウェイトは約2,450g
ルアー
カットテールワーム4インチ、ツネキチリグ、キャロライナリグ

本州最南端の秘境へ<3日目>

 明けて三日目。天候は三日間通して初めてのくもり。この天候が釣果に与える影響はいかに?釣り人の数も若干減り、三日間の総決算、全力で七川バスに挑もうと思いました。


佐田スロープ

 しかし、そんな思いとは裏腹に実釣開始よりノーバイトが続きました。そして10時40分頃、古座川筋畝ヶ崎下流付近の岩盤エリアを狙っていたとき、目測30cmくらいのバスを発見。慎重にツネキチリグをキャストし、一度岩盤の上に乗せてからゆっくり着水させると、バスは何のためらいもなくバイトしました。小さく見えたのに、意外と強い引きだったので慎重にやり取りしました。無事キャッチできて体長を測ると、30cmくらいだと思っていたのに、実際は40cmもありました。しかし痩せていてウェイトは軽く、約700gしかありませんでした。


40cm

 そのまま岩盤エリアを釣り下っていくと、小さい見えバスを発見。小さく見えてもさっきみたいなことがあるかもしれないと思い、慎重にブラインドでアプローチ。これも簡単に口を使い、速攻フッキング。でも、今回の魚は見た目どおり、体長は26cmしかありませんでした。このエリアでキャッチできたのはこの2匹まで。もうほぼ一日の半分を費やしてしまったので、初心に帰るつもりで、古座川筋の中流エリアから岬状の地形をツネキチリグのダウンヒル釣法でじっくり狙っていきました。

 すると開始してすぐの11時40分頃、イメージ通りのバイトがあり、33.5cm約510gをキャッチしました。「やっぱりこのやり方!」と思って、延々このパターンを突き詰めていきましたが、以降、全くノーバイトでした。

 13時を過ぎたころ、黒谷沢とのインターセクションにある、二つの岬もダメで、気持ちが折れそうになったとき、少し下流側の岩盤エリアが目に入りました。そういえば前日、田中さんが岩盤系で釣ったと言っておられたし、今日、実際自分も岩盤エリアでバスをキャッチできていたので、「岩盤エリアがいいのかな?」との考えが思い浮かびました。早速狙ってみると、答えが返ってくるのは早く、13時15分頃、ツネキチリグで36.5cm約630gをキャッチすることができました。しかし、このエリアでは約40分後に28cmが釣れたのみでした。ここでふと、似たような岩盤エリアなら下流域にもたくさんあったことを思い出し、早速向かってみることにしました。


下流域岩盤

 到着して、すぐにキャストを開始し、釣り下っていくと14時40分頃、まず32.5cm約470gをキャッチ、次に15時頃、33cm約470gをキャッチ。以降、15時10分頃31cm約390gをキャッチ、そして15時28分頃にはこの日二匹目となる40アップ、43cm約1,120gをキャッチすることができました(ツネキチリグのフォールでほとんどのバイトがありました)。


43cm

 このラッシュでなんともいえない満足感が得られ、次のキャストで釣れた26.5(ツネキチリグのフォールでほとんどのバイトがありました)を最後にして、この日の釣りを終了しました。一日の釣果としては、釣れた数は下流域でのラッシュに助けられ、なんとか10匹、ベスト3でのウェイトは、約2,450gでした。

 二日目の貧果から一時はどうなることかと思った七川ダム、やっぱり最終日にドラマを残しておいてくれました。

 今回の七川ダム釣行は、これまでの私の記憶にないほどのタフレイクでした。それでも、狙い方やエリアさえ間違えなければ、きっちり答えが返ってくるという点ではいつも同じです。私にとっての七川ダムは「また来たい、何度でも来たい!」と思える永遠のフィールドです。

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