そのまま岩盤エリアを釣り下っていくと、小さい見えバスを発見。小さく見えてもさっきみたいなことがあるかもしれないと思い、慎重にブラインドでアプローチ。これも簡単に口を使い、速攻フッキング。でも、今回の魚は見た目どおり、体長は26cmしかありませんでした。このエリアでキャッチできたのはこの2匹まで。もうほぼ一日の半分を費やしてしまったので、初心に帰るつもりで、古座川筋の中流エリアから岬状の地形をツネキチリグのダウンヒル釣法でじっくり狙っていきました。
すると開始してすぐの11時40分頃、イメージ通りのバイトがあり、33.5cm約510gをキャッチしました。「やっぱりこのやり方!」と思って、延々このパターンを突き詰めていきましたが、以降、全くノーバイトでした。
13時を過ぎたころ、黒谷沢とのインターセクションにある、二つの岬もダメで、気持ちが折れそうになったとき、少し下流側の岩盤エリアが目に入りました。そういえば前日、田中さんが岩盤系で釣ったと言っておられたし、今日、実際自分も岩盤エリアでバスをキャッチできていたので、「岩盤エリアがいいのかな?」との考えが思い浮かびました。早速狙ってみると、答えが返ってくるのは早く、13時15分頃、ツネキチリグで36.5cm約630gをキャッチすることができました。しかし、このエリアでは約40分後に28cmが釣れたのみでした。ここでふと、似たような岩盤エリアなら下流域にもたくさんあったことを思い出し、早速向かってみることにしました。