9月24日、2005全日本バスプロ選手権の初日です。
当日までに決めたプランはキーパーが複数取れたディープのスポットを廻り、1匹でも多くのキーパーを取れる確立を上げること、シャローは復調傾向ながらまだまだ魚影は薄く感じたので今回はパスすることにしました。
スタート後、まず向かったのはプラで一番キーパーの取れた西湖放水口沖。前日プラではプリプラ時と多少状況が変わり、勢いよく放水が始まっていたが他のアングラーがキロアップをヒットさせるなど状況が良くなっているように感じました。
到着するとすでにそこは大船団!! 当然、例のピンスポットに入れるはずもなく、1時間ほどノーバイトのまま移動を決意。
鵜ノ島東岸の船団を横目で見ながら、向かったのはプラで手を焼いたハワイ沖の8mフラット。様子見のつもりで入ると、魚探のベイト反応がスゴイ!
他のエリアとは明らかに違うその反応にとりあえずのつもりでロングリーダーDSのVacuum2inで攻めてみる。数投目で初キーパーがヒット、そして続けてもう1匹キャッチ!どちらもスモールサイズながらとりあえずウェイインできることにホッとし、粘ってみることに。このハワイエリアもボートひしめく銀座エリア。他の選手もポツポツとキーパー、中にはキロアップもキャッチしていることにエリアに対する信頼と妙な安心感(ダメですねぇ…)を持ってしまい結局その後はノーバイトのまま帰着時間に。初日は2本で698g、69位に終わってしまいました。
2日目も朝からハワイ沖で勝負することに。
一番沖目の9mラインの選手にビッグバスのヒットが多かったことで、まずはそのラインから攻めてみることにしたがあれだけいたベイトがこの日は魚探に映らない。
ハワイボート沖から徐々に信号下方面に流して行くとベイトがパラパラ映るようになりました。
今回のディープ攻略は全てロングリーダーのダウンショットで、少し距離を投げて引いてくる、もしくはドラッギングでは抵抗感があり自発的にアクションする自作エコワーム・Vacuumの2インチ、バーチカルなシューティングには抵抗が少なくまっすぐ素早くフォールできるマーズのエコバチ3インチを使い分けました。
エコバチでのシューティングで今日1本目のキーパーをなんとかキャッチ、しかしスモールサイズ…。
ふと、さらに沖をみると数人の選手がドラッギングでグッドサイズを連発中。これには完全に参りました、なんでそんなに釣れるのー?とビックリするような釣れっぷりでした。この日は結局1本、382gに終わってしまいバスプロ選手権総合成績は66位でした。
結果的にはこのハワイ沖エリアでライトラバージグを使ったドラッギングが上位を占め、優勝はなんとビッグバドとライトラバジを使った見事なシャロー攻略でした。
自分がプラで切り捨てたシャローでの優勝、そして河口湖のスペシャリスト達のシビれるディープ攻略を目の前で見てショック、来年のリベンジを誓った2005年度・バスプロ選手権でした。