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横山的・黒鱒釣競技生活
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釣行日
2006年3月4日(土)〜5日(日)
場所
山梨県 河口湖
天候
初日晴れ(北風ややアリ)、2日目晴れ(ほぼ無風)
水温
約4.2度
状況
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釣果
初日3本・3122g(1位)、2日目1本・946g(7位)、
総合第2位入賞
ルアー
Snipe・War Arm(スナイプ・ウォーアーム)2in 1/13ジグヘッドリグ

全力で戦っての2位は悔しいけど最高!?
         …NEOマスターズ第1戦in河口湖

 今までになくやり込んだ結果、攻めるスポット・レンジ・リグ・タックルセッティングを煮詰めることができたプリ・プラクティスから1週間。2006年・JBプロトーナメントの開幕戦、NEOマスターズ第1戦・本番です。

 オフリミット期間(プラ禁止期間)は暖かい日が多かったようで、フックを折っての前日の直前プラでは1週間前より浅いスポット(4m前後)で2度バイトを取り、溶岩尾根の1段上のスポットにバスが差していることを確認。プラの結果から船団になっても1番効率よくスポットを狙える西川溶岩帯沖にすべてをかけてみることにしました。

 3月4日、ボートに積もった雪掻きから始まったこの日、いよいよ練習の成果が試される初日のスタートです。

 最終から4番目のフライトで西川溶岩沖・尾根のスポットへ向かうと予想通りの大船団。しかしキーになるスポットにはボートは浮いていなく(ラッキー!)、そこにボートポジションをとることが出来ました。

今回このエリアで狙っていたスポットは3箇所、それは
1.目視できる溶岩尾根が最初に落ち込むブレイク(3.6m)
2.そこからさらに伸びる尾根がL字にクランクする場所(4.6m)
3.L字の外側のエッジの先端の落ち込み(7m)

 この3箇所のスポットは同じボートポジションから狙えるのですが、3のスポットは前日反応が無く、この日は他の選手が真上に浮いていたためパス、まずは2のスポットに自信のオリジナルスモールホグ・War Arm 2in(エコ認定済み)のジグヘッドを落としてみることに。着底後、溶岩にジグヘッドを引っ掛けシェイク、プンッとハングオフさせた瞬間、早くもこの日のファーストバイト! 開始後、たぶん3キャストほどでキャッチしたのは800gほどのややスリムな居付きのバス。この2のスポットはずっと冬の間越冬しているバスと11時以降に上がってくるバスのフィーディングスポットになっているようで、幸先良く前者のバスを仕留めることができました。

 そして9時半ごろ、今度は700gほどのバスを同じ場所・同じパターンでキャッチ。この間船団のほかの選手には一切ヒット無し。目標・2日間1本ずつウェイインだったので2匹目をキャッチしたときは嬉しくて震えてしまいました。気持ちに余裕が出たので畳岩方面をチェックしてみることにし、移動。

 しかしノーバイト。西川溶岩より水温も低めだったので朝のスポットに戻ることに。そしてもう少しで西川溶岩、というタイミングで朝から並んで釣っていた金子プロが1のスポットで1300gオーバーをキャッチするというシーンを目にしてしまいました。あぁーっ、ビッグバスのフィーディングタイムに浮気をしてしまったー、と少し反省し朝のポジションに入り直しました。

 その後1時ごろまでバイトが無く帰着まで1時間を切ったそのとき、朝と同じ2のスポットで朝の魚とは明らかに違う重々しいバイト!冬の魚とは違う強烈な締め込みをかわし、なんとか浮き上がらせなんとかネットでキャッチ!! 求めていた河口湖の黒い宝石、ネイティブの1500gオーバーに感動! しかも船団の見守る中での出来事に快感でした。
 初日は参加54人中、9人がウェイイン。なんとその中で3本、3122gでトップウェイトを持ち込むことが出来ました。


 明けて3月5日、NEOマスターズ第1戦・2日目の朝です。

 この日は初日から逆の順番のスタート、4番フライトで迷うことなく西川溶岩のベストポジションに1番乗り出来ました。

 朝は初日のようなモーニングバイトを狙い超・集中…。しかし船団の誰にもバイトが無く時間だけが過ぎていきました。ふと気が付くと昨日あった風が全く無く、快晴。そして昨日より数を増した船団がスポットの上を行ったり来たり。これならいても口を使わすことは困難、と思いタイミングを待つことに。

 10時ごろ、船団の外側でドラッギングをしていた選手にヒット。サイズも良さそうです。その後3のスポットに浮いていた友人の小澤プロにヒット!なんとヒットルアーはサンプルで進呈したWar Arm、やられました…。自分は自分の釣りをすると言い聞かせ集中力を最大限に高めた12時前、2のスポットでハングオフ後の溶岩穴へのフォールでバイト!この瞬間を待ってた!とばかりに渾身のフッキングをするとズリズリッといやな感触が。次の締め込みでいとも簡単にラインブレイク…。ラインの先はボロボロ、溶岩穴から引き摺り出すときに擦れてしまったみたいです。

 しかしこのとき、なぜかチャンスを感じ迷うことなく1のスポットにキャスト。今までと違う「春」を感じるコツッとした明確なバイトに反射的にフッキング、気付いたときにはネットに収まりデッキに横たわるキロ近いバスがこっちを見ていました。
 心の底から感動!色んなことがあり多くの発見をしたプリプラからの思いがこの1匹のバスに詰まっている気がしました。


2日目はこの快心の1本をウェイイン。

 ウェイトは946g、しかし初日のどの魚より自分の精神力・思いの強さでバイトさせた気がするそんな1匹でした。

2日目のウェイインは初日より少ない8名。やり切った思いで表彰式を待つことに。5位から名前を呼ばれている間、なんとなく今回は優勝は無いな、と思ったとたん2位で名前が呼ばれました。

 優勝者とは1ポイント差でしたがなぜか悔しさはあまり無く(狙うはNo.1のみ!とか言ってたんですけどね…)、船団の中で純粋にバスを相手に戦い、釣り上げることができたことに自分が1ランク伸びたことを実感できた試合でした。

 今年のプロ戦も始まったばかり。この後にはマスターズ・イースタンリーグの河口湖戦、ウェスタンリーグの旭川ダム戦、そして今回の成績を活かす正念場のNEOマスターズ第2戦には苦手の山中湖戦も控えています。1戦1戦を大事に、全力で戦うのみです!

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