2008年8月24日（日）、総勢30名のアングラーが集まり、愛知県唯一の天然湖である油ヶ渕を舞台に「2008ランカーズ第6戦 メガネの坂本カップ」が開催されました。ランカーズ戦は1997年から始まり、毎年3月から11月まで毎月開催されるショアトーナメントで、ローカルアングラーズクラブ「ランカーズ」が主催し、学生から社会人まで幅広い年齢層が参加しています。レギュレーションとしてはキーパー25cm以上3匹の長寸合計で決まり、毎月の大会ごとの表彰のほか、ポイントランキングによる年間チャンピオンを決定。また年間上位はバスボートでの琵琶湖ガイド一日券が副賞として贈られます。

　さて今大会は、前日の夜から雨が降りだし、当日の朝のミーティング時には大雨となる中、来会はスタートを迎えました。数日前から秋の気配の漂う涼しさが感じられましたが、この雨と重なることで湖の状況は混沌とするばかりです。大雨のなか30名もの猛者が集まりましたが、油ヶ渕攻略となる糸口が見えづらいのは明らかでした。

　朝5時30分、選手は思い思いのポイントへ向かいました。雨の中のスタートでしたが、スタート直後から徐々に雨は小雨となりました。すると6:00、浅井さんが朝鮮川上流にある半場川との合流点からさらに上流でゲーリーバズを使って48cmをキャッチ。浅井さんの狙い目は川の流れの中でも少し緩やかな部分でした。

　その後、雨は止み曇り空となりました。そして6:30、今年度3勝の祥君が高浜川の中流域にある水門付近で10FEET UNDERのスキニーシャッドのジグヘッドワッキーリグを使用して41cmをキャッチ。この時間帯、水門からは、本流よりもきれいな水が流れていたようで、ここがキモとなったようです。いやあ、さすがです。

　続いて8:00、馬場さんが朝鮮川にある水門付近のアシぎわでラバージグ3/8ozを使用し31cmをキャッチ。浅井さんがキャッチした場所よりもやや下流のポイントとなり、特に大きな変化はなさそうな場所でしたが、アシ際付近のボトム変化がバスのコンタクトポイントとなったと思われます。

　続いて8:20、祥君が稗田川の上流で、ケムケム0.9g＋ジャッカルアイシャッドを使用し、本日2本目となる51cmをキャッチ。狙い目となったのは、1本目と同じく水門から本流よりもきれいな水が流れている場所で、そのそばにあるアシ際にバスがサスペンドしていたそうです。最初はバスなのかどうか分からず、半信半疑でルアーをポイントへ入れるとバイトしたとのこと。

　そしてさらに8:45、ついに祥君がリミットメイクとなる3本目、44cmをキャッチ。2本目が釣れた場所からやや沖目をトレースしていたところバイトがあったとのことです。

　その後は曇り空の合間から青空が見えるほど天候は回復し、徐々にバイトは遠のいたようで、そのままタイムアップとなりました。今大会、本湖は全くと言ってよいほどの不発という結果となり、その反面、河川のほうがコンディションを上回るカタチとなりました。

　そして結果は祥君の圧勝。実に3連勝、今年度はすでに4度目の優勝です。ここ数年は、ダントツの成績を収める選手が、毎年入れ替わりで現れています。今年は祥君の独走態勢ですが、今年度はまだ3戦残しています。ストップ・ザ祥君は現れるか？年間優勝の行方は第7戦あたりで見えてきそうです。

　表彰式では、メガネの坂本様からサングラス「αサイト」の展示・体験会、じゃんけん大会などが行われて大盛況のうちに幕を閉じました。「αサイト」のレンズは、サイトフィッシングで最強の威力を発揮する“シューティングレッド”をはじめ、さまざまなシチュエーションで活躍するレンズやフレーム形状で、バスフィッシングをサポートしています。ランカーズのメンバーも愛用していますので、その効果は実証済みです!!

　次回「ランカーズ第7戦ノリーズ/エコギアカップ」は9月28日（日）に油ヶ渕で開催が予定されています。初めての参加も大歓迎なので、興味を持った人は参加してみてはいかがですか？お待ちしています。参加者の皆さん、お疲れさまでした!!