釣行日
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1997年4月7日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
天候
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雨 |
風
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状況
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水温約10.8℃ |
ルアー
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4月6日、琵琶湖へ向かった。天候はあいにくの雨。もう4日も降り続いている。しかし、風はほんの少し吹いている程度で釣りをするぶんには支障はない。そして朝8時ごろにバスボートを湖面に降ろして釣りを始めることにした。
まずは産卵がらみのビッグスポットである赤野井のシャローへ向かった。そして、ここ数日の風や雨の影響で濁りや水温に変化が出ていることから、バスはアシ原の中、それもかなり密集したところへ入り込んでいるだろうと判断(水温は約10・8℃)。
そしてテキサスリグやジグヘッドでじっくり狙う。しかし反応がない。実はその前にスピナーベイトを一面投げているのだが、やはり反応はなかった。活性はかなり下がっているような感じがした。必ずどこかにいるはずなのだが…。
その後、南湖の東岸を北上するが状況はあまり良くない。そして正午ごろには雨足が強くなり、気も滅入り、しばらくのあいだ橋の下で雨やどりをするハメになる。あれ?そういえばまだ一匹も釣っていないよお〜。
…という訳で、雨足も弱くなったところで、午後からは風や濁りの影響を比較的受けていない西岸で、釣りをすることにした。
そして、少しづつ西岸を南下し、ライトリグで流していると、なんとか堅田(ポイントはナイショ)と名鉄のシャローで、バスに出会えた(いずれも40センチくらいで、産卵がらみのメス)。 ルアーはクリンクルカッツ(ナチュラルプロブルー)1/16オンスジグヘッドである。
特に井筒マリーナでの7連続ヒットにはびっくりした(サイズはいまいちだが)。このときのリグはクリンクルカッツ(スモークプロブルー)1/16オンスジグヘッドとスティックベイトのショートスプリットである。いづれもシェイクしたあとのポーズの際にバイトがあった。またポイントとしては、少しでも密集している障害物周りを狙っての結果である。
もう少し粘りたかったが、時間はもう3時になろうとしていたので、次の井筒ホテルへ移動する。
そしてホテル前の桟橋周りの杭でウチの嫁さんが1本ヒットさせた。このときのリグはスティックベイトのショートスプリットである。杭へタイトにフォールさせ、小刻みにシェイクしてポーズ。そしてバイトに持ち込んだ。その後釣りを続け、ノーバイトのまま4時前にロッドオフ。
今回は、ここ数日の悪天候によって少し例年のパターンが崩れてしまい、釣り方としてはいまいち不満足な結果に終わってしまった。
まあトーナメントでもこんな日はあるんだろうな、いい勉強になったな、と思いながら勝手に満足しつつ帰路についた。まあ全然釣れないよりかは、ましだよね。(黒鱒倶楽部)
以上、「週刊つりニュース」掲載