釣行日
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1997年4月19日〜20日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
天候
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晴れ |
風
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微風 |
状況
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ルアー
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4月19日の早朝、私は琵琶湖いた。実は、翌日20日のNBC湖南チャプター第3戦に出場するためである。と同時に、私は次週のプロ戦に向けての、運だめしとプラクティスをかねての出場でもあった。
まず19日は、20日のプラクティスということで、午後2時まで釣りをした。天気は晴れ、風は微風、水温はエリアにもよるが、だいたい14℃〜15℃位。そして濁りはほとんどない。
結果的としては、赤野井のシャローで、スポーニングがらみのビッグバスを確認。その沖には、サイズはいまいちだが、30センチくらいのキーパーサイズが多くいるエリアを見つけた。他に似たようなところで名鉄、雄琴、雄琴マリーナでもまあまあの感触を得た。しかし、私の一番期待していた木ノ浜は不発であった。
明日は、来週のプロ戦のことを踏まえて、ビッグバスをあまり狙わないことにし、キーパーを5本とることに重点をおいた。そして明日に疲れを残さないように、早めに寝ることにした。
トーナメント当日、湖の状況は昨日とあまり変わらない。しかし、今回の参加人数は300以上である。まさしく今のフィッシングブームを象徴するかのような盛況振りだ。
8時頃にスタート。予定通り、キーパー5本を目指して、まず赤野井沖へ向かった。
もともとこのエリアは、大変人気のあるエリアのため、多くのトーナメンターが、入れ替わり立ち替わり攻めてくる。しかし私の狙うエリアはその中でも、少しズレたところにあり、今日も、ほぼノーマークの状態であった。
まずは前日に調子の良かった、TDブラスバイブレーションをキャストする。そして3投目に早くもバイト。30センチをわずかに超えるキーパーバスだ。その後いれ食いが続くが、ノンキーパーばかり。なんとかキーパーを1本、20分後にキャッチするが、あとが続かない。そこで、TDブラスバイブレーションよりも、リトリーブ時のサウンドが違うコンバットバイブレーションにチェンジする。これが見事にはまり、キーパーサイズをわずか15分で3本キャッチすることができた。そのあとTDブラスバイブレーションとコンバットバイブレーションをローテーションし、カラーもチェンジしながら3回の入れ替えを行なった(このときライトリグも併用)。この時点で10時をまわった。
これで次週のトーナメントは多少ながら見えてきた感じである。あとはシャローで、ビッグバスをキャッチできれば…というところだ。今日は結局シャローを打たなかった。温存、温存。
そして名鉄に入る。…『超』銀座である。アングラーの数にとてもおどろいた。とても安心してキャスト出来るところがない。私はなんとなく苦しまぎれに、数キャストしたあと、木ノ浜に向かった。
そして木ノ浜。…またもや『超』銀座である。とくに、大橋料金所東詰付近から1号水路付近にかけては、ものすごいアングラーの数だ。私はキャストもせず、2週間前にランカーをキャッチした場所へと南下。ここは先行者は一人だけだったが、なんとベイトフィッシュがいない! 魚探で一生懸命そのまわりを探すがやはりいない。原因が分からないまま、他へと移動。
そのあとも引き続き、次週のためのプラクティスをかねて、琵琶湖をほぼ1周した。そして12時50分にウエイン。
周りの結果を見ると、5本揃えたアングラーは以外と少ない。ただ、プリプリのビッグバスを持ち帰ってくるアングラーもおり、なかなか、釣果上々のトーナメントとなったようだ。
そして優勝ウエイトは8キロをこえていた。ちなみに、私は3050gで15位。なんとか次週は5キロを目指して頑張ろうと思う。また良い結果が出たら後日報告しようと思う。(黒鱒倶楽部)
以上、「週刊つりニュース」掲載