釣行日
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1997年4月30日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
天候
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雨 |
風
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微風 |
状況
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濁りが少し |
ルアー
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4月30日、琵琶湖。前日はカラカラの快晴だったが、この日は、あいにくの雨だ。
湖面にボートを降ろしたのは8時半過ぎ。水温は16℃〜17℃、風はほとんど感じられない。当然湖面もベタなぎだ。濁りは少し入っていて、シャローの見えにくい状態である。
まずは、赤野井沖(水深2.3〜2.5mライン)に直行する。今回は,キャリア1年ほどの友人2名(夫婦)を乗せての釣行となった。そして、沢山釣ってもらうためにも、スポーニングがらみを含めて数のでるところで釣りをすることにした。
釣りを始めていきなり友人(旦那)がバイト。35センチ位あっただろうか。残念ながら、足元でバレてしまった(奥さんにいいところを見せたいあまりに緊張してしまったようだ)。ルアーはバイブレーションプラグである。
その後、私にもバイトがあり、4本キャッチ。ルアーはバイブレーションプラグとクリンクルカッツのジグヘッドリグである。
そしてボトムのほうで釣れたバスの方がサイズが良い。しかし、やせていて見るからにポストスポーンバスである。こういったバスは、ライトリグで動かさずにじっくりとシェイクなどして誘うのが基本だ。
そして今回はウイードの中、それも新芽の混じるオオカナダモの、密集ポイントのボトム付近で、ポストバスはじっとしていた。しかし今回は、地形を含めたポイントの絞り込みまでは出来なかった。
そのあと10時過ぎに堅田のシャローへ移動。濁りが入っていて、バスが入っているのか良く分からない状況だったが、プリスポーン狙いで入った。
そして20分後、私にバイト。しかし、30センチギリギリで、産卵にあまり関係なさそうなバスだった(しかし、ここで私は生まれて初めてツネキチリグでバスを釣ったのだ! ちょっとウレシイ)。
しかしその10分後、友人(奥さん)が見事40センチアップのプリスポーンバスをキャッチ。ルアーはストレートワームのスプリットショットである。
はじめてプリスポーンバスをキャッチし、夫婦ともども御満悦だった(しかし旦那は、先に釣られてちと悔しい?)。
そのあと昼食をとって、再び14時ごろにマリーナをでた。しかしエレキのトラブルでマリーナに戻るハメとなり、40分ほど中断。
|ようやくエレキのトラブルもおさまり、気を取り直して出発。帰りの時間を考え、マリーナから近い北山田沖付近を狙うことにした。
しかし、バイブレーションプラグで水深2.5mラインを狙って見るが、小バスしか反応がない。そこでこの日はじめてのスローリトリーブで試してみると、35センチクラスのいれ食いが始まった。
この後、結局3人で30本近くのバスをこの一帯でキャッチすることができた(ルアーはバイブレーションプラグ、スピナーベイト)。この時期では、まだ大型の釣れない釣り方だが、数としてはとりあえず満足である。そして16時に帰着、ロッドオフ。
今回は、数が出たのでなかなか面白かった。しかしこの日は、スポーニングバスの動きを正確につかめずに終わっている。これが、GW明けのプロトーナメントにひびかなければ良いが(…とかなんとか言って、実は5月4日も琵琶湖へ行くのだ)。前回のウエスタンプロは、さんざんな結果に終わってしまったので、今度は巻き返しをはかりたい。また良い結果がでたら報告しようと思う。(黒鱒倶楽部)
以上、「週刊つりニュース」掲載