釣行日
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1997年9月13日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
天候
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雨なのか晴れなのか良く分からない天候 |
風
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無風 |
状況
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水温27℃〜28℃前後 |
ルアー
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今回は9月13日に琵琶湖(南湖)へ出かけた時のことを報告しよう。
この日、南湖は朝から雨なのか晴れなのか良く分からない天候で不安定であった。レインギアをしっかり積み込んだのを確認して、バスボートを湖面に降ろした。水温は27度〜28度前後、風はほとんどない。
まずは北山田沖に入った。ここは最近好調で、グッドな釣果をもたらしてくれるエリアである(しかもここは、少し前に行なわれたプロ戦のウイニングエリアである)。しかしそれを知ってか、アングラーの数が異常に多い。
まずはスピナーベイトで広範囲に探る。アングラーが多過ぎるので、キャスト出来る範囲が少々狭い。しかしながら30?くらいのバスを30分で3本キャッチすることに成功。しかもベイトをよく食べていていてコンディションが大変良かった。加えておくが、キモはリトリーブスピードとキャスト距離である。
この時点swアングラーがますます増えてきたので早々とここを後にし、下物沖へ向かう。ここは私の超(が2つ付くほど)苦手エリアである。しかしここを攻略出来れば、私のトーナメントにおける未来(?)はないと感じているので、時々は入ってみるのである。
ここは100個以上の浚渫跡があり、その周囲や穴の中を狙うのである。ちなみに私は、ここをまだ把握出来ていないので、ハッキリと知っている穴は数個である。今回はその中から2つチョイスして釣りをした。まずスピナーベイトで穴の周囲をチェックした。しかし、20?位の小バスばかりが5匹ほど釣れただけにとどまった。そこで狙いを穴の中に絞る。すると、丁度ここでベイトフィッシュの集まりがこの付近を通過していくのが魚探で分かった。ディープクランクでチェックをいれてみる(ルアーはマッドペッパーマグナム)。すると、釣れます釣れます、ノンキー(30cm未満)が…。キーパー来ないのかよ!とぼやきながらも合計30本位釣っただろうか。いい加減あきれてきて、ルアーをクリンクルカッツのジグヘッドリグに変える。するとすぐに35cmがヒットしキャッチすることができた。しかしさっきの北山田ほどコンディションは良くなく、やせていた。このあと1本追加し、休憩。その後その他のエリアを点々とする。この間数匹のバスをスピナーベイトなどでキャッチするが、ノンキーのみでおわる。
そして最後にディープホールに入った。ここでなんと大雨に見舞われた。しかし、すぐにレインギアを着て釣りを続けた。そして私のとっておきのポイントを山立てでバッチリ決めてポイントに入った。
ここでなんと私はめったなことでは使わない(というか今まで使ったことがほとんどないに等しい)ツネキチリグをキャスト(珍しいでしょ?)。まあ、皆が釣れると言うもんだから一応準備だけはしているのである(ガンコなだけ?)。
なぜこのリグを使うのかといえば、じっくりサスペンドバスを狙いたかったからである。しかしその思いとは裏腹にキャストして着底とほぼ同時にバイト。
これはグッドサイズのようだ。しかし相変わらずネットを使用してのキャッチがへたくそな私は、長いファイトをしのいだ後、一気に引き抜いた。釣れたバスは40cmオーバーのグッドサイズだった。釣ったリグはツネキチリグ(ガンコ?)だが、この一日このサイズにたどりつくまでに結構時間がかかったので正直ホッとしている。
このあと35cmアップのバスを2本追加し、ロッドオフ。この日は、なんだかんだ言ってツネキチリグさまさまであった。今後の私のメインリグとなるかもしれない。このリグとの相性は思っていたほどそんなに悪くないようだ。はて今までの頑固一徹は何だったのか?それではまた良い釣果がでたら報告しよう。(入谷高広)
以上、「週刊つりニュース」掲載