釣行日
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1999年3月28日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
天候
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晴れ時々曇り(少し暖かい) |
風
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風は微風→3時頃から強風 |
状況
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水温/9.5〜11.5℃ |
ルアー
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今回は3月28日の琵琶湖南湖を報告しようと思う。
この前日にガイドを行い誌上でも報告したと思うが、寒い日が多く水温が上昇しないことと、雨が続いて水深が上昇しているために、ウイードの成育が遅れているなどの影響により、釣果は絶不調である。
しかしこの日は晴れ時々曇り(少し暖かい)で、風は微風→3時頃から強風、水温/9.5〜11.5℃といった1日で、それほど状況は悪くなかった。ところどころ濁り気味なところもあったが水温上昇による活性上昇を期待して釣り始め、結果としてバスをキャッチすることができた。
さて、まず入ったのは赤野井。ここでは沖にある昨年からの状態の良い残りウイードを探しながら釣りを始めた。活性が低いためステイする時間を多く取ったり、リアクションさせてみたりの方法で、結果は4バイト、1フィッシュ。やはり食いは渋い。ちなみに釣れたバスのサイズは35cmくらいであった。リグはダウンショット、ワームはミートヘッドだ。しかしアタリ取ることが出来ず、合わせが遅れたので、少し口の奥にフックがささり、ラインブレイク寸前だった。
このあと似たような釣り方でアクティバ、オバケワンド、井筒沖、琵琶湖ロッジ沖、自衛隊沖を廻り、井筒沖、琵琶湖ロッジ沖で2本キャッチ。サイズは40cm強。写真を見ればわかるがグッドサイズのプリスポーンバスである。リグはジグヘッド、ワームはクリンクルカッツだ。
やはり今年のウイードの成育状況は東岸よりも西岸の方が例年よりも圧倒的に良い。またところどころにエビモが混じっているエリアを重点的に狙った方が、良い釣果を得られるだろう(現在水深2.5m〜3m付近に多く見られる)。
しかし、今回私が入ったエリアはどこも人、人、人で超銀座状態。まあこの季節のバスの着き場は案外限られているので仕方ないところだ。こんな時は、周りとは違った方法で攻めていくと良いだろう。例えば周りがダウンショットをしていたら、自分はスピナーベイトのスローリトリーブを試してみるとか、そういった感じである。周りが何のリグで攻めていて釣果はどうなのかを観察しながらルアーチェンジを柔軟に行ないたい。
相変わらず三寒四温ならぬ二寒五温なみの状況で、良い釣果を得るのは非常に厳しい。だがウイードの成育が思わしくない現在、良質のウイードエリアを見付けることが最も良い釣果を得る近道であるのは間違いない。あとスポーニングのために超シャローに上がってくるバス(例えばベッドを持つバスなど)もいるのだが、私としては子孫繁栄のためにも、また私たちの今後の楽しみのためにも出来るだけそっとしてやりたいので、ここでは触れないでおきたい。また良い釣果がでれば報告しよう。
以上、「週刊つりニュース」掲載