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くろますなヒト
目次

釣行日
2002年7月27日〜28日
場所
滋賀県 琵琶湖南湖 
状況

釣果

●27日
天候…快晴
風…南東→北 微風
水温…29℃-30℃前後
釣果…キーパー×3(40アップ×1、30アップ×2)、ノンキーパー×沢山
使用ルアーなど…パワーホグ、カットテール、センコー、スピナーベイト、デッドリンガーなど

●28日
天候…快晴
風…北 微風→弱風
水温…29℃-30℃前後
釣果…キーパー×5(30アップ×5)、ノンキーパー×沢山
使用ルアーなど…バンジーワーム、トライアングルスティック、パワーホグ、カットテール、デッドリンガーなど

溶けてしまいそう・・・

 最近は自分が溶けてしまいそうな暑さで、釣りはまさに体力・精神力勝負のような気さえするが、皆さんは元気にバスフィッシングに出かけているだろうか?陸っぱりでもボートでも、とにかく水分補給だけは忘れずに行って欲しい。無理は禁物である(汗が出なくなったら要注意だよ!!)。

 さて今回は7月27日と28日の琵琶湖南湖を報告しよう。まず27日は天候→快晴、風→南東から北向き微風、水温→29℃〜30℃前後といったコンディション。気温は35度を超えていたと聞いている。

 この日は本誌APCでもある太田さんと同船しての釣りとなった。私は遠征が多かったので1ヶ月ぶりの釣りとなり、ようは太田さんに最近の琵琶湖を案内して貰おうと都合のいいことを期待した(?)。

 朝9時と少々遅めに出船。最初に向かったのは浜大津沖。しかしここは小バスのみに終わり、すぐにディープホール周りのウイードエリアへ向かう。ここはベイトの反応があっていかにも釣れそう。2人でビッグデッドリンガーAAA1週間漬け(アプロード メタルレーザー10ポンド)のテキサスで狙ってみる。すると私と太田さんに2本づつのヒット。太田さんの釣ったバスは800gほどのサイズも混じった。この日はどちらかというとフォーリングに反応がよく、リトリーブ時はあまりよくなかった。

 そして釣れるには釣れるが、あまりにもブルーギルのチェイスが多い&サイズアップが出来ないので、他の釣りも試すが結果が出ず移動することにした。

 しばらく点々としたあとたどり着いたのは赤野井沖。ここで水深に変化があるところを先ほどと同じくビッグデッドリンガーで狙ってみる。しかし小バスのみのため、バスは暑さでルアーを追い切れないのではと思い、太田さんはノーシンカー、私はスピナーベイトにチェンジ。つまり、ゆっくりの釣りとリアクションの釣りでそれぞれ狙った訳だ。そしてバスはポツポツ釣れるもののなかなかグッドサイズが出ない。「難しいねぇ今日は〜」なんて会話をしながら、ふと私が「もしかしてバジングしたらバスがあっと驚いてリアクションで食ったりしてね〜」なんて言って、何気なくやってみると「ウソ〜!!」1投目で出ました、グッドサイズが。釣り上げると1200gを超える43センチ。このあとが続かなかったものの、出ない釣れないと決めつけた場所に以外とグッドサイズは潜んでいるんだと改めて考えさせられてしまった。

 さて、このあとも場所を点々としたが、小バスが飽きない程度に釣れるもののサイズが全く上がらず、散々走り回ったあげく16時30分に痛恨のロッドオフ。結果は2人で3本のキーパーしか釣れず本当に残念。そこで明日に期待し体調を整えるために早めに寝た(ふて寝とも言う)。

 28日は一人で湖に出た(太田さんは自船で湖上に出ていました)。28日は天候→快晴、風→北向き弱風、水温→29℃〜30℃前後といったコンディション。気温は今年の夏最高だったらしい。ああ溶ける…。

 この日は午前中の早いうちにに木の浜のブレイクで1本つれた。水深が1.8mから4mに落ちる場所で2号水路沖、回遊バスのようだ。ルアーはバンジーワームのダウンショット、シンカーはハイブリッドタングステン3.5g、ラインはメタルレーザー5ポンドである。フックはウイードの密集具合を考えオフセットを使用した。今回初めてバンジーワームというものを使用してみたが、なかなかなまめかしい生命感を醸し出しており、これはイケルと関心してしまった(最初はこの伸び縮みすること自体に違和感を感じていたからだ、つまり使用を避けていたということ、すいませんバークレーさん)。皆さんも一度使用してみてほしい。

 さて昨日と同様相変わらずノンキーのオンパレードが続く。これはミドルレンジ、ディープレンジをやってみたの私なりの結果だった。ではシャローはどうだろうかと2日間をとおして初めてシャローへ行ってみる。スピナーベイトでは少々場を荒らしてしまう感があったので、ノーシンカー(トライアングルスティック)で丁寧に狙うことにした。するとノンキーの中にキーパーがぽつりぽつりと釣れだした。場所は赤野井、アクティバ、北山田、下物、マリックスなどバラバラだが、まとめて釣れないものの30センチはあるな、というサイズは合計で5本釣れた。必ずほんの少しの水深の変化とウイードの変化があることがキモで、あとはシェードを狙ってロングディスタンスでキャストすることだった。サイズはグッドサイズが出ないものの、平均的には昨日を上まっており、まあまあ納得のいく結果となった。次回のヒントにも成りうるに違いない。

 そして暑さに耐えきれなくなった15時30分にロッドオフ。今年の夏はとにかく蒸し暑い。ホン釣りがト好きじゃなかったらボートで釣りなんかしません! 

 さて、昔琵琶湖で釣りをすることに憧れをもった少年が、今では大人になってボートに乗って目一杯楽しんで釣りをしています。この時代にバスフィッシングがあって本当に良かったと、バスフィッシングを築き上げた方々に心から感謝しています。それが今危機に瀕しています。いまこそ私たちアングラーが団結すべき時ではないでしょうか。「自分たちの釣り場は自分達で守る」。この当たり前の考えを強く持つことが、私たちにとって今一番必要なことなのです。但し琵琶湖を守るのは釣り人だけではありません。琵琶湖を想う全員の気持ちが正しい考え方をもって、琵琶湖の未来を良い方向に導かなければならないのです。現在滋賀県で提案されているレジャーに関する条例案が可決すれば、来年の4月以降からは、今のままでは琵琶湖では楽しんで釣りをすることは出来なくなるでしょう。そうなれば私も琵琶湖での釣りはキッパリやめます。皆さんはどうしますか?

 私は今からでも遅くはないと思います。琵琶湖の件に関するHPはいくつもありますので、見ていない方がいれば是非一度見てください。そして参加してください。私は最後まで諦めずに出来る限りの努力で協力していきます。皆さんのご協力を心から期待しています。

 それではグッドフィッシング!
(JBトップマスターズプロ 入谷高広)

以上、週刊つりニュース掲載

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