釣行日
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2004年7月2日〜4日 |
場所
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山梨県 河口湖 |
天候
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●3日…晴れ
●4日…晴れ |
風
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●3日…1m
●4日…2m |
気温・水温
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●3日…気温19〜29℃、水温……25℃
●4日…気温20〜28℃、水温……25℃ |
状況
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増水 |
ルアー
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【タックル1】
ロッド:F1-67XS
リール:ダイワルビアス2004
ライン:東レプレミアムプラス3ポンド(+東レフィールドメイト4ポンド)
ルアー:ガルプ、バレットなど
シンカー:アクティブネイルシンカー
【タックル2】
ロッド:スーパースピットファイヤー
リール:ダイワルビアス2004
ライン:東レプレミアムプラス3ポンド(+東レフィールドメイト4ポンド)
ルアー:ハイパーストレート、カットテールなど |
JBマスターズ初日5位スタートするも…残念!
今回はJBマスターズ第4戦霞ヶ浦の報告の予定でしたが、台風が接近するということで急遽河口湖に変更されました。したがってJBマスターズ第4戦河口湖の報告になります。おそらくほとんどの選手が現在の河口湖の状況を把握しきれないままでのトーナメント開催となりました。船の移動やタックルの入れ替えなど大なり小なり苦労はあったかと思いますが(もちろん私もです)、JBの賢明な判断によるものですので従うほかないでしょう。それに黒鱒の場合中止にでもなって延期にもならなかった日には年間成績はさらに窮地に追い込まれる!! って状況で、プロ昇格以来最悪ペースまっしぐらの黒鱒にとって今回の開催はとりあえずホッとしました。
さて話を釣りに戻しましょう!! 河口湖では25日に放流が入ったとの情報は得ていましたので、プラクティスはその放流エリアから始めることにしました。確かに放流エリアにはバスがいます。沢山いますねぇ。はっきり言って簡単に釣れました。ただし朝の早いうちは…です。お昼前に戻ってみるとバスはいるんですけど、全然口を使ってくれません。おいおいどうなってんの?って感じで黒鱒の頭の中はチンプンカンプン。それが暑さなのかプレッシャーなのか、何らかの要因はあるんでしょうけどその対策が得られないまま放流エリアでの釣りは終わってしまいました。
それで「おいおい、これじゃあ困るよ」てなことでで季節的な動きをするネイティブバスを狙おうと水通しの良いエリアをチェックしていくとバイトがありました。すでにフックポイントを折っていましたので、サイズは明確には掴めませんでしたが、重みからしてキーパーサイズです。バイト回数も結構多かったんで「これはイケるかも(ニヤリ)」とそんなエリアを点々とし3箇所のポイントをチョイスしてプラを終了。明日は朝イチフライトが良ければ放流を狙って、悪ければ最初からネイティブ狙いにいくプランを立ててのぞむことにしました。ちなみに貫徹で河口湖入りのため、この日の晩は宿について風呂に入ったら1分でzzz...。
朝のミーティング前の一コマ。密談中。
初日はなんと第1フライト(のさらに一番最初)!! しかも二日目も第1フライト!!! 「おいおい、こんな事初めてだよ、こりゃモノにしなくては!! 」と朝イチは放流バスを狙いにさかなや方面に向かいました。う〜ん引き波の少ない湖面を走るのは気分いいですなぁ。
と思ったのもつかの間、黒鱒が狙っていた桟橋には7、8名ほどの子供たちがやんやと釣りをしてました。これにはかなりブルー…。そんな事を思っているうちに、ここはさすがに放流場所ということでじゃんじゃん他の選手が入って来まして、黒鱒は動けなくなってしまいました。それでも子供たちが狙ってない部分にキャストして釣りをしていたんですけど、どうも落ち着かない。挙げ句の果てには桟橋にルアーを引っかけてしまい、こりゃ困ったと思ってたらその子供たちの一人がササッと来てくれてハズしてくれました。ありがとうと思う反面、あ〜恥ずかしぃ と思ってると「ここは良く釣れてるよ♪みんなで20匹くらいかな♪40センチも釣れたよ♪」とニコニコトーク。黒鱒、表向きはニコニコ、ココロはガックリ。
まっそれじゃ移動しますかっと思って船を反転させると真下にバスを発見。「お、こんなとこにいるじゃないの!」と思った途端、それを見つけた子供がすかさずキャスト(早すぎっ)。でもバイトまでにはいたらず、子供が諦めて離れたのを見計らって黒鱒がキャスト。すると一発でバイトに持ち込み待望の一本目をゲット!! 気分を盛り上げてこの場から離れることができました。
さて、私が狙っていたネイティブ狙いでおさえた3箇所のポイントはほぼノーマーク。水深はかなり深め。そしてタイミングさえ合えばリミットメイクが狙えるポイントのため効率よく時間を切ってランガンしていきました。すると順調にバスをキャッチし10時30分頃にリミットメイク!! 全てリミットメイカーのハイパーストレートです。これをダウンショットで釣っていきました。エコ素材は全般的にカタイものが多いんですけど、このハイパーストレートは細いせいかとっても柔らかいんです。柔らかいことはバスに違和感を感じさせない重要なポイントだと思いました。
時間を余してしまったんで、明日のことを考えて他のエリアをチェックし初日を終了。なんと初日を5位で通過しちゃいました。過去最高のスタートです。そしてこの日の夕方からは電話やメールなど沢山の方から応援をいただき、ピンとこなかった黒鱒が徐々に緊張を感じ始め結局寝つけませんでした。隣では仲間の良ちゃんの寝息と寝言が…。でも全然緊張しないよりマシですね。なかなか経験しない事ですから。皆には感謝してます。
初日5位で通過!! 優勝が頭をちらつく…。
さて二日目。第1フライトでさっそうと出ていった黒鱒は最初からネイティブ狙いに定めて釣りを開始。なんとかリミットはイケるだろうと思ってたんですけど、これがなんとノンキーの嵐。それも29.5とか29.7とか、もうめっちゃ微妙なバスばっかりで焦りが出てきました。風も強くなり過ぎて3箇所にうち2箇所は壊滅。気が付けば残り4本だったハイパーストレートも全てロストしてしまい、それでも10時過ぎにカットテールで一本キャッチし落ち着きを取り戻して釣り続けましたが、11時過ぎに掛けたバスをランディング寸前でバラシてしまい焦りが元に戻ってしまいまして、そのまま帰着となってしまいました。幸いウエインした一本がグッドサイズだったんで総合は27位に踏みとどまった感じです。
前回の第3戦でのSHINGOさんの優勝を見ていて次は黒鱒も!! と思っていただけに残念でした。でも久しぶりに良い経験しましたね。今までお立ち台を狙える位置に付けた初日はあったんですけど、はっきり優勝を狙える位置に付けたことがなかったので。今回は少しだけでしたけど見せ場を作れたかなと。本当に応援してくれた皆さんありがとうございました。今回はちょっと追い込みが足りませんでしたけど、残りのプロ戦やチャプターで見せ場を作れるよう頑張ります。まだプロ戦で一人でお立ち台に上がったことがないんで、今後も狙いますよ!! でわっ
(左)総合10位の豊田選手(右)二日目1DAYウイナーの大滝選手
全ての写真提供/NBC NEWS